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退職した4人の銀行員による4つの真実

褒められもせず苦にもされず

何をやっても長続きしないあなたが、まずすべきこと(前編)

「継続は力なり」という。

 

自身の願望を叶える方法論の中で最も難しく、そして最も効果的なのは、おそらくこの「継続」であろう。

これに関して、異を唱える人はそう多くないはずだ。

もちろん、勝負するフィールドを正しく選択したり、運を味方につけたり、あるいは決断すべきタイミングを感じ取る、といった要素も重要ではあるが、最終的に「やるかやらないか」という問題からは逃れられない。

正しいノウハウ自体は世の中に溢れかえっていて、それを本当の意味で継続できるかどうかが、勝負の鍵になっている。

 

英語学習を例に挙げよう。

 

英語が上手くなりたいと思っているとする。

とりあえず本屋に行き、手頃な参考書を一冊買ってみる。

1日1ページやればいつの間にかすごく力がつく、みたいなやつだ。

最初のうちは順調に進めるが、忙しかったり面倒くさくなったりして、進まない日が出てくる。

次の日に気合を入れて前日分を終わらせていたが、それも徐々にできなくなり、いつの間にか「積ん読」になって、英語頑張りたいモチベーションだけが中途半端に残る。

 

そんな時にたまたま「聞いているだけで英語力が劇的にアップ」というCMを見て、謎のCDセットを購入する。

これなら通勤電車で聞けるし、頑張らなくても良い。

最初のうちは順調に進めるが、電車に座れる日はいつの間にか眠ってしまう。

これはいかんと思い、気合を入れて立って通勤していたが、気づけば心配事や今日の晩ご飯といった余計なことを考えてしまい、全然集中できていない。

そのうち再生するのすら躊躇するようになり、罪悪感を紛らわせるために何となく洋楽をかけてお茶をにごす。

また、英語頑張りたいモチベーションだけが中途半端に残る。

 

色々考えた末に「集中できないのは面白くないからだ」という結論に至り、洋画を見ることを思い立つ。

Googleで検索すると「洋画を見るだけで英語が話せるようになる方法」「楽しみながら英語を学習してTOEICが200点以上伸びた話」みたいなのがわんさか出てきて、俄然やる気になる。

早速TUTAYAに行って、自分のみたいDVDを数枚見繕い、帰って上映する。

これはさすがに楽しい。翌日も、もう一枚見る。

一週間で借りていたものを全て見終わり、また新しいものを数枚借りる。

また次の週までに見終わり、全て返却する。いい感じだ。

けれどもそのうち、借りても見ないものが残り始める。

何回も同じ作品を見た方が効果的だというのは知っていても、いざ借りるとなかなか再生しない。

そうこうしているうちに、借りても見ないのであればお金がもったいないと思うようになり、借りる枚数が減る。

徐々に借りることも面倒になり、みたび挫折。

英語頑張りたいモチベーションはいつからか、英語の上達方法誰か教えてくれモチベーションに変化し、外国人と話しても結局ほとんど分からないし、TOEICを受けてもスコアはそんなに上がらない現実に気がつく。

 

こんなケースだ。

 

英語学習を例に挙げたが、そんなに意識の高い目標でなくてもいい。

「GW中にスターウォーズを全部見る」とかでも良い。

それでも結構難しい。

なんでも良いが、もしそういったことを継続したいと思っていで、出来ていない場合はそもそも「継続」に対する考え方が根本的に間違っている可能性がある。

 

長くなったので、継続する方法論についての詳しい解説はまた次回。