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退職した4人の銀行員による4つの真実

褒められもせず苦にもされず

教えましょう、上司に怒られた時の対処法。

上司に怒られる理由は色々とあるだろう。

 

遅刻、忘れ物、準備不足、説明下手、報告漏れ、情報漏洩、などなど書き出せばキリがない。

 

ここではそれらの理由で上司に怒られた際の合理的な対処法を教示したいと思う。

 

 

ただし、必ずしも普遍的な解でないことは先に述べておく。

 

例えば全く同じプロダクトをあなたとあなたの競合他社が顧客に同条件で提示し、競合他社の担当者に人間性という面で劣り、契約を取れなかった場合。

 

申し訳ないが、そのようなケースでは素直に怒られてほしい。

私もあなたの人間性をかばうほどお人好しではない。

 

 

以下に記すのはズバリ、'凡ミス'への対処法だ。

 

体感的に、上司を怒らす原因のほとんどがこの凡ミスである気がする。

先ほどの例のようなケースはかなり稀で、例えば勤めている会社を倒産へ導くほどの影響力を持った過ちを犯したとしても、元をたどれば'凡ミス'みたいなケースがほとんどだ。どれほど上司を怒らせようとも、原因が'凡ミス'であるのならこの対処法は有効に使える。

すなわち、普遍的な絶対解にはならずとも、かなりの範囲を網羅した大変有効な対処法なのである。心して聞いてほしい。

 

 

早くその対処法を知りたいところ、申し訳ない。

まずはなぜ'凡ミス'が起こるのかを考えたい。案ずるな、簡単に終わらす。

 

凡ミスはケアレスミスともイージーミスともミスターインクレディブルともミスペレグリンとも違う、うっかりミスだ。

自身のベストを尽くした結果、全く望んでいないのに起きてしまう、生まれ変わりでもしない限り避けようのないミス、とでも言えるだろうか。

 

 

ここにきて恐れ多い。

凡ミスとはいえども、「自身のベストを尽くした結果」、というのが重要だ。

それってもはや凡ミスじゃないじゃん、という声が聞こえてきそうであるが、この点に関しては、「常に全力で生きてくれ」、といったメッセージのみを残し、深くは触れないでおく。

 

 

お待たせしました。

上司にうっかりミスを指摘された際は、以下のように反論すればいい。

「恐れ入りますが、少なくとも私は全力を尽くしました。まずその点、わかっていただけていないのであれば、初めにあなたの管理能力を疑わざる終えません。お分りいただけた上でのご指摘であれば、無礼な発言失礼いたしました。しかしながら、加えて、凡ミスは人間のデフォルト機能であると私は考えております。つまり、凡ミスを許容できないということは、私を、ひいては全人類を、機械と見なしているのとイコールであり、簡単にいえば、あなたはあなた自身を機械であると考えている、そう判断できます。もしやあなたは、機械なのですか。」

 

これに反論できるような上司であれば、そもそも怒ったりしないだろう。

少数の上司はこれを理解し、怒りの対象がいつのまにか全人類に移っていることに気付く。さすがにキャパオーバーだ。幾ら何でも全人類を敵に回すことはできない。上司は怒ることをやめるだろう。

だが、大半の上司は理解できず、血相を変えてブチギレる。

 

その時はこう付け足せば良い。

 

「わからないでしょうか。機械が壊れた際に怒るのは理解できますか。例えば、正確性というデフォルト機能をもつパソコンが、1+1を3と出力したらどうします、それはもう一大事ですよね、怒りながらappleに電話したいただいて結構です。だが人間にその機能はついていない、むしろうっかり機能が付いている。人間のうっかりに対して怒ることは、例えばパソコンに向かって、お前はなぜ1+1を2と出力するのだ、と、そもそもの機能、さらには数学や概念、文字や言葉の恣意性に対して怒り散らかすことと同様なのです。だから、不毛な時間を過ごすのはやめて、仕事に戻りませんか。」

 

例え会社が倒産寸前に陥りうっかりミスを犯し、上司が野獣と化していたとしても、具体例を用いて説明すれば、怒りで思考能力が麻痺した上司も納得するはずだ。

ここまで言っても上司の怒りが収まらない場合は、一刻も早くその会社を辞めるべきだ。申し訳ないがその会社の人間は人間ではない、ただの獣だ。

 

確かに少々色々な面でエッジが効いているので、実際にこの手法を使うことにためらいがあるかもしれない。

されど案ずるな、私の脳内シミュレーションでは全勝だ。

 

 

 

現実世界での結果報告をお待ちしている。